2022/06/12

YouTube をやめたいひとは、PeerTube に来いよという選択肢!

PeerTube のマスコット、 イカの Sepia ちゃん (Wikipedia より)
イカちゃんかわいいよん。
 
 
 

所さん、YouTube やめるってよ!

ある記事をみました。

所さんが、強制的に広告がつくからと YouTube をやめるそうです。

これって、既視感があるニュースだなとおいらは思ったら。。

 

 

 

まんま Blender財団 ですやん!

2018年に、フリーソフトウェアの 3DCG ソフト「Blender」の 開発する Blender財団 も、過去に所さんとまったく同様の状況となったことを思い出したんですね。

Blender財団 は非営利団体である特質から、頑なに広告表示を拒否する意思を貫いた結果、閲覧数の多い投稿動画をブロック(閲覧不可状態)されるという、なかなか理不尽な目に遭ったニュースをおいらは思い出したんですね。

その結果、Blender財団 は PeerTube というオープンソースに移行したわけです。

つまり、フリーソフトウェアの開発者は、降りかかった問題をオープンソースで解決したという話で、オープンソース界隈ではかなり注目されたニュースだったりします。

 

 

 

PeerTube ってなんやねん?

PeerTube とは、サーバーと設置知識と費用さえあれば各自で自由に設置でき、会員制の動画投稿サイトを運営することができるというもので、最近では「ライブ配信」にも対応されたそうで YouTube さながらな用途がそろっています。

Google の脅威に疑問視する者からは YouTube の代替サービスとして注目されています。

(日本人ユーザーを多く収容する PeerTube の「Fedimovie」)

また ActivityPub の互換があり、Mastodon 、 Misskey や Pleroma などの「分散化SNS」との通信が可能で、いわゆる Fediverse 上で投稿を発表できるというのが、最大の特徴だったりします。

YouTube の代替となる PeerTube のほかには、Instagram の代替となる Pixelfed なんてのもありますから、古い言い方で言えば「GAFA」(Fの社名変わったし、Gは実質Aだしで、この用語を使い続けるのもうやめろよと思う昨今)の脅威から逃れられる選択肢もあるよってことです。

ひゃあ。今では、YouTube や Instagram みたいなサイトを個人で立ち上げられる時代なのですね。。。

 

まぁ、サーバーの知識と費用があって、設置と運用方法さえ分かればだけどね!

(;~;)おいらにはない。。。

 


(日本人ユーザーを多く収容する Pixelfed の「Pixelfed.tokyo」と「Fedisnap」)

 

 

 

「脱 YouTube するなら PeerTube どうよ?」というおはなし。。。

所さんも、「自身で PeerTube を立ち上げたり、有志によって立ち上げられた PeerTube を活用することが建設的なのでは?」とおいらは思ったりしていますが。。。

でなければ、所さんが YouTube 以外で動画投稿を行う姿勢がないのであれば、それは「広告うんぬん以外にも、それなりの理由があるのでは?」と勘ぐってしまいますね。

しかし、YouTube だからこそ、今まで動画投稿がやれたと言う見方もあるのかも知れません。

所さんくらいの人気だと、サーバーが持つかどうかだし自身で立ち上げたほうがいいかもねだし、さらには、こういうことについていけない利用者からは「動画が観れない」だの「使い方が分からない」だの、だらだらと言っていく問題が出てくるというサポート的なコストがかかりそうな問題はあるか。。。

YouTube でないと、サポート的なコストに恩恵を受け甘えてきた利用者がついていけないという現実が、利用者自身で選択肢を狭めるだけなんですよね。

とは言え、「YouTube に疑問視したら、それは YouTube やめるほかありません」という選択肢は、ちょっとおかしいし、純粋に「なんかもったいないな」とおいらは思ったわけです。

もう少し、PeerTube という選択肢がより日本では広まって欲しい昨今ですね。

Twitter でも動画投稿できますけど、投稿動画に広告挿入されるといった改悪が将来的にないとも限りませんからね。Twitter だもの。。。。

おいらは、YouTube 以外に、ニコニコ動画を使ってるけど、PeerTube にあげられないもの(版権的にやべーのとか)が大半ですが、オリジナル動画を PeerTube にあげていこうか考え中です。。

ここまで言っておいて、まだやってないんかい俺!

(;~;||||)

というわけで、この記事はおわりです。

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